昨年末、何だかうれしくなる光景をみました。小笠原が野球の質問に熱心に答えています。目の前にはノートにペンを走らせる若者がいます。

近大野球部4年河野大地さん。2人に接点はありません。前日、自分が川本記者と食事をしていたところ、偶然別の席にいたのが愛知に帰省中の河野さん。何となく話すようになり、これが絵に描いたような好青年。翌日小笠原を交え忘年会をする予定だったのでお誘いしてみました。今年4月から近大のコーチに就任するとのこと。何かのお役に立てばというおじさん記者2人の勝手なおせっかいです。

ただ小笠原からしたらまったく知らない若者です。河野さんは「お話聞いても良いですか」と切り出し、ノートとペンを出しました。すると小笠原は「その姿勢が大事だよね」と言い、野球談議が始まりました。河野さんの思いが小笠原に通じた瞬間です。志あるところに道ありー。2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

土屋　善文