マイティラインとは

新人10人が13日、恒例の視力検査に臨んだ。…

    • 2024年01月17日(水)
    • ドラ番記者プラール

新人10人が13日、恒例の視力検査に臨んだ。検査を担当したキクチメガネのご厚意で記者も体験させてもらった。

検査は10項目。体験したのは遠近感や立体感を判断する能力「深視力」の検査だった。直方体の機器の中に3本の棒を立て、左右の2本を固定。中央の1本を前後に動かし、受検者が3本の棒が横一列にそろったと思った時点でボタンを押すという方法で測定し、誤差前後2センチまでが合格。記者が測定する直前、辻本が球団史上初めて3発3中で誤差0センチを記録していた。

測定のために椅子に座った瞬間に思った。棒は始めから3本横並びではないのか。ヤマ勘でボタンを押したが、誤差4センチ。不合格だった。

視力検査を終えた辻本は「意外と良かったです。自分自身を理解するという意味では大きいですよね」と笑顔。プロ野球選手の能力の高さを実感した貴重な体験だった。

後藤 正樹