多治見市美濃焼ミュージアムでは、「中国陶磁～よみがえる山本コレクションー磁器編―」を開催します。

昨年に続き、平成 12 年（2000年）に山本正之氏から寄贈いただいた中国陶磁を、約20年ぶりに展示します。

417点におよぶ作品の中から厳選し、昨年は「陶器編」として、新石器時代の彩陶や漢代の緑釉陶器、唐代の三彩や墳墓の副葬品を中心に紹介しました。

今回の「磁器編」では、宋代以降作品を展示します。
世界に大きな影響を与えた景徳鎮窯の作品の中から、古くから日本人に好まれた古染付をはじめとし、前半では宋・元代の青磁、白磁、黒釉やその産地の作品を、後半では明・清代の鮮やかな色釉や五彩等の作品を紹介します。

展示は前期《2024年4月27日（土）～6月30日（日）》宋・元時代の青磁中心に各地のやきもの、後期《2024年7月3日（水）～9月1日（日）》明・清時代の発展の二部に分けて展示入れ替えとなります。

また開催期間中には、中庭コンサート（演奏：ニ胡合奏団　昴）、講演会（講師：二十歩文雄氏）、ギャラリートークも開催します。
・中庭コンサート　　2024年6月23日（日）午後2:00より30分程度　　
・講演会　　　　　　2024年7月27日（土） 午後2:00より90分　
・ギャラリートーク　2024年5月25日（土）、6月22日（土）、8月24日（土）午後2:00より30分程度
　　講師：二十歩文雄（景徳鎮陶瓷大学元教授・美濃陶芸協会会員）
　　※申し込み開始は2024年4月27日（土）より、受付または電話で、参加費は観覧料、ハンドブック（200円）が必要。

会場

多治見市美濃焼ミュージアム　ギャラリーM1
（岐阜県多治見市東町1-9-27）

会期

（前期）2024年4月27日（土）～6月30日（日）
（後期）2024年7月3日（水）～9月1日（日）

開館時間

9：00～17：00（入館は16：30まで）

休館日

月曜日（祝日の場合は翌平日休み）

観覧料

一般320円、大学生210円
＊高校生以下無料、障害者手帳の交付を受けている方とその付き添いの方1名は無料

電話

0572-23-1191

【本記事の問い合わせ先】
多治見市美濃焼ミュージアム