高橋宏が白星を挙げた11日の日本ハム戦（エスコンフィールド北海道）と、21日の広島戦（バンテリンドームナゴヤ）。いずれもカリステが決勝点となる本塁打を放った。

ただ、「2戦連続で見逃しちゃったんですよね」と高橋宏。どちらもカリステが回の先頭打者だったということもあり、投球直後の右腕は着替えなどでベンチ裏に下がっていた。観客で例えると、トイレに行っている間に聞こえる歓声で点が入ったことを知るという感覚なのだろうか。

「僕はずっとベンチ裏に下がっていたほうがいいのかな、なんて…」と冗談交じりに話していた右腕。登板した試合で本塁打はここまで7本出ている。まずは、また打ってくれるであろうカリステの一発を次こそ目に焼きつけてほしい。

土屋　あいり