全国各地で甲子園出場を懸けた地方大会の決勝戦が繰り広げられている。ドラゴンズの選手たちも母校の勝敗を気にしながらの日々が続いている。

小笠原の母校、神奈川・東海大相模は決勝で横浜高に逆転勝利し、5年ぶりに夏の甲子園出場を決めた。早速、「差し入れを考えなきゃですね」と思いを巡らせていた。「ドリンクと練習用のボールにしようと思います」。後輩にとっては全国制覇も成し遂げた左腕からのプレゼントは嬉しい限りだろう。

そして同校のOBといえば、前巨人監督の原辰徳さん。小笠原が甲子園出場した際、どんな差し入れが来たのか聞いてみた。「メンチカツとコロッケが届いてみんなで食べました。ありがたかったですね」。関西遠征の時に巨人が利用している高級ホテルの逸品だったという。球界の顔からの差し入れに、さぞかし力がついたことだろう。

土屋　善文