企画展「陶磁器デザイナー 日根野作三 ―人をつなぐデザイン 美濃の足跡―」を開催中
【多治見市美濃焼ミュージアム】
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- 2024年09月14日(土)
- イベント
多治見市美濃焼ミュージアムでは、戦後日本を代表する陶磁器デザイナー日根野作三(ひねのさくぞう)の展覧会「没後40年 陶磁器デザイナー日根野作三-人をつなぐデザイン 美濃の足跡-」を開催中です。
明治40(1907)年、現在の三重県伊賀市に生まれ東京高等工芸学校(現 千葉大学工学部)で学んだ後、京都の国立陶磁器試験所などを経てデザイナーとしての才能を開花させます。
戦後はフリーのデザイナーとして独立すると、三重県を拠点に愛知、岐阜、滋賀など多くの陶磁器産地でデザインの指導と普及に努めます。
昭和59(1984)年に亡くなるまで、陶磁器デザインの先駆者として大きな足跡を残しました。
美濃の窯業界に多大な影響を与えた日根野の貴重な資料を、平成18(2006)年に遺族から同館に寄贈されました。
そのなかには日根野と深い交流のあった知友や子弟の作品をはじめ、自身で制作した楽焼の茶碗、デザイン帳などがあります。
特に食器、図案集など52冊に及ぶデザイン帳は各研究機関や組合、製陶所、個人などを指導するために制作されました。
こうした膨大な資料から、日根野の目指した「多くの人に美しいものを届ける」デザインとは何かを改めて検証し、その教えを次世代につなぐ機会を目指す展覧会です。
没後から40年を経て、今なお輝きを失わない日根野のデザインの魅力をご覧ください。
<関連イベント>
・ワークショップ9月28日(土)13:30~15:30 講師:精炻器研究会(要予約)
・中庭コンサート11月16日(土)14:00より30分程度 (要予約)
演奏:ソプラノ 大村絵里、ピアノ 藤掛幹奈子
・講演会 12月1日(日) 13:30 ~14:30 (要予約)
講師:駒井正人(多治見市陶磁器意匠研究所)
申し込み開始は9/7(土)より
詳細は同館ホームページをご覧ください。
- 会期
- 2024年9月7日(土)~2025年1月26日(日)
- 開館時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 会場
- 多治見市美濃焼ミュージアム ギャラリーM1
(岐阜県多治見市東町1-9-27) - 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月3日)
- 観覧料
- 一般320円、大学生210円
*高校生以下無料、障害者手帳の交付を受けている方とその付き添いの方1名は無料 - 電話
- 0572-23-1191
【本記事の問い合わせ先】
多治見市美濃焼ミュージアム
2018年に大手WEBでは載らない岐阜県多治見市近辺に特化した情報を集め公開スタート。
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