大会史上初2度目の3連覇 優勝13回記録更新
中京高等学校軟式野球部全国優勝
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- 2024年10月01日(火)
- スポーツ
中京高校(岐阜県瑞浪市)が、第69回全国高校軟式野球選手権大会で仙台商に2-0で勝利し、大会史上初2度目の3連覇、13回目の優勝記録を更新しました。
多治見市出身は3選手。
2024年8月30日、兵庫県明石市の明石トーカロ球場で行われた決勝戦では、3回に垣内惺矢(せいや)さん(2年・岐阜県多治見市大畑町)が軟式特有の「たたき」で1点を先取、「この1年間いつも励ましてくれる先輩たちの背中を見ていました。2年生は人数が少なく、倍ほどいる1年生を引っ張っていきたい」と次を見つめています。
歴代の優勝碑の前で(左から)仲谷さん、黒田さん、垣内さん
グランド脇にズラリと並ぶ
新たな目標に向かって練習の日々
今年に入って外野から捕手にコンバートされた黒田航輝さん(3年・岐阜県多治見市東山)は、「去年までは自分からはなかなか発信しなかったのですが、捕手なのでグランド上では自分が一番見えている。視野を広く持って、積極的に声をかけに行きました」。
仲谷晃(ひかる)さん(同)は、「試合には出なかったのですが、ベンチでサポートし、焦らず落ち着くことを心掛けました。やり遂げたことを誇りに思いたい」。
就任18年目の平中亮太監督(43)は、「チームは毎年変わり一から作り直し。そして毎年同じような苦しみを感じています。このチームをちょっとでもよくなるようにはどう声をかけたらいいか、常に考えています」。
来年は史上初の4連覇を目指します。
学校もお祝いムード。こちらにも優勝碑が並びます
(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。