【荒川豊蔵資料館】
荒川豊蔵生誕130周年記念
特別展 豊蔵の志野・瀬戸黒
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- 2024年11月25日(月)
- イベント
荒川豊蔵生誕130周年記念 特別展 豊蔵の志野・瀬戸黒―美濃桃山陶への挑み―
桃山期の志野陶片を発見した陶芸家荒川豊蔵。
志野釉の美しさに魅かれ、その再現に挑みました。
美濃桃山陶4種(志野・瀬戸黒・黄瀬戸・織部)のやきものの中でも特に、志野と瀬戸黒で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された秀逸作品を年代ごとに展示。
学芸員の加藤桂子さんは、「茶碗を年代別に並べ、荒川の創作の変遷をご覧ください。桃山陶の再現に自分感性を取り入りています」と作品について解説。
発掘した陶片については、「志野、絵志野、無地志野、練り込み志野など、発掘した陶片を研究し、自分の作品に活かしました」。
今展覧会は、夫婦の絆もご紹介。妻志づへ「わしの今日あるのもお前のおかげだ」(詩の一節)と、最高の賛辞が残っており、夫婦の愛を感じる作品も合わせてお楽しみください。
可児陶芸協会所属作家の作品も展示され、桃山陶が現代にも受け継がれていることを感じてください。
来年1月には関連講座もあります。
日時:2024年12月1日(日)まで 9:30~16:00(15:30最終入館)
場所:荒川豊蔵資料館(岐阜県可児市久々利柿下入会(大萱)352
休館日:毎週月曜日
入館料:一般210円 共通券310円(可児郷土歴史館、荒川豊蔵資料館、戦国山城ミュージアムの3館のうち2館選べます)高校生以下、障がい者と付き添い1名は無料
※オリジナルミニトートバッグプレゼントは終了
関連講座 やきもの談義
第1回 世に出るまで 戦前の荒川先生
2025年1月11日(土)13:30~14:30
第2回 戦後の荒川先生
2025年1月12日(日)13:30~14:30
講師:榎本徹(荒川豊蔵資料館特別顧問)
場所:荒川豊蔵資料館
定員:各回15名(応募多数の場合は抽選)
参加費:無料(要入館料)
申込先:荒川豊蔵資料館の電話またはEメール
電話:0574-64-1461
Eメール:kyodorekisikan@city.kani.lg.jp
申込締切:2024年12月1日(日)
HP:可児市「荒川豊蔵資料館」ホームページ
Instagram:@kani_city.kyodorekisikan
(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。