来季の使用バットをオーダーするため、村松が…
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- 2024年11月29日(金)
- ドラ番記者プラール
来季の使用バットをオーダーするため、村松が岐阜県養老町のミズノテクニクス養老工場を訪れた25日、記者も取材のため初めて同工場に足を運んだ。バット工房に入ると、往年の名選手モデルがずらり。野球好きにはたまらない空間が広がっていた。
イチローや松井秀喜、さらに大リーガーのピート・ローズらのバットも。しかし、何より目を奪われたのはバットクラフトマン・名和民夫さんの美技だった。木の角材が瞬く間にバットになっていく。細かいオーダーへの調節にも迷いがなかった。
当然、削るために木くずが飛び散る。ただ、名和さんはゴーグルの類いは身に着けなかった。「やはりガラス越しで見ると、ゆがんでしまったりする。ありがたいことに老眼もないので、何もかけずに削らせていただいています」。ミリ単位の世界で戦う匠(たくみ)の技術が、選手を支えている。
後藤 正樹

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