セラミックバレー美濃「ラーメンどんぶり展」
東京開催&美濃焼の本クラウドファンディング開始
佐藤卓さんインタビュー
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- 2025年03月11日(火)
- イベント

東京で「ラーメンどんぶり展」開催決定!
佐藤卓さんは、2012年から美濃焼のブランディング企画に携わり、セラミックバレーのロゴを制作。クリエイティブ・ディレクターとして手掛ける「ラーメンどんぶり展」と制作中の美濃焼の本『The Book of MINO ―美濃焼の解剖―』について伺いました。

佐藤卓 グラフィックデザイナ―
1955年生まれ。東京藝術大大学院修了。TSDO代表。
「明治おいしい牛乳」などのパッケージを手掛ける。21_21 DESIGN SIGHT館長。
美濃焼には伝統的な志野・織部・瀬戸黒・黄瀬戸があり、人間国宝も輩出していますが、片やラーメン丼(どんぶり)の9割も美濃で生産されています。
そこで、今や日本食として世界に広がっているラーメンを入り口として美濃焼を知ってもらおうと2015年に「ラーメンどんぶり展」を銀座の松屋デパートで開催、その後日本を飛び越えロサンゼルスやサンパウロへ巡回することができました。
昨年の国際陶磁器フェスティバル美濃‘24では、バージョンアップした内容でご覧いただき、この3月からは、東京の21_21 DESIGN SIGHT(トゥーワントゥーワンデザインサイト)で開催します。
また、企画当初から考えていた美濃焼の本を制作中です。この地域にある「土をデザインする」力を、「本」という一つの方法に抽出し、文化として定着させたいと思っています。
- 日時
- 2025年3月7日(金)~6月15日(日) 10:00~19:00(入場は18:30まで)
- 休館日
- 火曜日
- 会場
- 21_21 DESIGN SIGHT(東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)
- 料金
- 一般1,600円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
- お問い合わせ
- 21_21 DESIGN SIGHT公式ホームページ
美濃焼の本 クラウドファンディング開始
セラミックバレー協議会が出版する書籍『The Book of MINO―美濃焼の解剖―』のクラウドファンディングを実施します。本書籍は、美濃焼の歴史や産地、器の解剖、土の魅力などをアーカイブとしてまとめ、「世界が憧れるMINO」を発信します。
プロジェクトページをチェック!
「The Book of MINO-美濃焼の解剖-」制作にご支援を
- 期間
- 2025年3月5日(水)~5月2日(金)
- 目標金額
- 300万円(予定)
- お問い合わせ
- (一社)セラミックバレー協議会事務局
0572-28-3200
info@ceramicvalley.jp
プロジェクト詳細、支援
セラミックバレー協議会公式ホームページ

制作中の美濃焼の本は、1,500ページ予定 *イメージ画像です

(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。