最近、朝食は納豆と決めている。理由は簡単。井上監督が攻守にわたる粘っこさを求めて「納豆ドラゴンズ」と言い始めたから。験担ぎでもないが、記者も食べ始めた。

「小さいころから食べてたよ。おふくろがなんやかんやと食卓に出してくれていたよ」。井上監督は少年時代を振り返った。

ふと疑問に思ったのは、指揮官の地元・鹿児島県で納豆を好むのか。総務省統計局の家計調査を調べてみた。水戸市をはじめ上位は福島市や青森市が多く食べているのも、関西地方が疎遠なのもイメージ通りだった。鹿児島市は、名古屋市よりも一人あたりの支出額は多かった。加えて、鹿児島県は九州の中でも納豆をよく食べていることが分かった。

毎日、となると多少飽きてくる。キムチを入れたり大葉を入れたり、ほかにも食欲のわくバリエーションはないかなぁ。

川本光憲