ご存知ですか?障害年金の受給について
~中川社労士に聞く~
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- 2025年09月20日(土)
- マイッティーな人
障害年金の受給について
障害年金とは、病気やけがにより日常生活に支障のある人に支給される公的年金制度で、外部・内部・精神の全ての障害が対象となります。
「申請してから受給決定に至るまでは、なかなか長い道のりです」と話す社会保険労務士の中川智治さん(68)は、岐阜県多治見市を中心に東濃5市で活動しています。障害年金を巡って、2024年度から不支給判定された人が前年の約1.5倍と急増していることが問題になっていることについては「自分や仲間の内でも、今までだったら問題なく申請の通る方が、追加書類の提出を求められたり、厳しくなっていると感じています」と話します。
申請の際に重要なのは初診日の証明と、国民年金の保険料納付済期間、医師の診断書内容です。自身での申請は可能ですが、何度も年金事務所に予約して出向いたり、手間がかかります。「ご自身が病気(障害)で収入のないことが家族に負担をかけている、と思い悩む方も多い。少しでも給付金があることで、心の重荷を軽くするお手伝いができれば」と中川さんは穏やかに話します。
多治見年金事務所で相談員も勤める中川さん
中川社会保険労務士事務所
- 住所
- 岐阜県多治見市幸町3-61-9
- お問い合わせ電話番号
- 090-2576-0781
- HP
- 中川社会保険労務士事務所

(Nakashima Mitsuko)
月刊紙『マイタウンとうと』ライター・営業。散歩やきれいな石を見つけるのが好き。久しぶりに帰ってきたふるさとの変貌ぶりについていこうと日々あちこちでキョロキョロしています。