【多治見】滝行で障りを祓い落とす
-
- 2025年10月06日(月)
- ぶらり散歩
7月28日に岐阜県多治見市にある「不動明王の滝」で滝行が行われました。
岐阜県の名水に指定される「不動明王の滝」
岐阜県の名水にも指定されている「不動明王の滝」はかつては参道が険しく、人の姿もまばらでした。6年前、小名田不動尊保存会の水野昇二さん(77・小名田町)が立ち上がり、整備に尽力。今では立派な観光名所になっています。
滝行という貴重な体験を噛み締める
滝行に参加したのは20代から60代の男女5人。中には愛知県豊川市から訪れた人もいました。「来年古希を迎えるので、これからも健康でいたい」「交通事故に遭ったので、悪運を断ち切りたい」など、参加理由はさまざまです。
祈祷を終え、一人ずつ滝へ向かいます。高さ10メートルから流れ落ちる冷水に打たれること5分。この日は半月ほど雨が降ってらず水量は少なめでしたが、参加者の身体は寒さで時折震えます。「お経を聞きながら無心だった」と語る表情は、どこかスッキリとした印象。貴重な体験を噛み締めました。
「知ってはいるけど、行ったことがない市民も多い。風情ある、かっこいい滝をもっと知ってもらいたい」と水野さんは呼びかけます。
- 場所
- 岐阜県多治見市小名田町小滝5-6

月刊紙『マイタウンとうと』ライター。大学時代、中国留学をきっかけに異文化に触れる楽しさに目覚め、海外旅行が人生最大の楽しみになりました。しかし必ずと言っていいほどトラブルに見舞われ、バラエティ豊富すぎる経験から、ちょっとやそっとのトラブルでは動じない精神力が鍛え上げられました。異国の地でも生きて帰ってきてはいるので、人生なんとかなるということです。
さあ、次はどんなネタが増えるでしょうか…