【レポート 第47回美濃陶芸展】多治見市 とうしん美濃陶芸美術館で開催中
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- 2025年11月08日(土)
- イベント
陶芸の公募展で、上位受賞者3人の年齢が高く、若手の刺激となる。
2025年10月3日から、とうしん美濃陶芸美術館(岐阜県多治見市虎渓山町)で開催中の第47回美濃陶芸展の開会式が初日に行われました。
テープカット
公募作品54点の上位受賞3人の年齢が高く、主催の美濃陶芸協会安藤工会長(56・多治見市市之倉町)は「上位は大先輩方ばかりで、30・40代は何をしてるんだと感じますが、作家は生涯をかけて新しい作品を生み出します。あらためて3人から刺激をもらいました」とあいさつ。
安藤工会長
美濃陶芸大賞を受賞した加藤保幸さん(82・土岐市)は「昨年脳梗塞をして左手が動かくなりリハビリをしました。赤絵を認めてもらい、作品ができて良かった。100歳まではやれるかなと思っています」。
加藤保幸さん
一般からの応募で受賞した藤井章江さん(春日井市)は、幼稚園教諭で、「30年前から陶芸教室に通い、今でも習っています。子どもたちに読み聞かせているおとぎ話の世界が好き」と、坂のある街をモチーフとした作品です。作家たちの意欲作品をご覧ください。
藤井章江さん
受賞作家たち
- 会期
- 2025年10月3日(金)~12月21日(日)
- 時間
- 10:00~17:00
- 会場
- とうしん美濃陶芸美術館
(岐阜県多治見市虎渓山町4-13-1 とうしん学びの丘”エール”内) - 休館日
- 月曜(祝日の場合は翌平日)
- 観覧料
- 無料
- 電話
- 0572-22-1155
- HP
- とうしん学びの丘
- とうしん美濃陶芸美術館

(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。






