「やっぱりキャッチボールは楽しいですね」
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- 2019年10月13日(日)
- ドラ番記者プラール
「やっぱりキャッチボールは楽しいですね」
今季終了とともに戦力外通告を受けた友永。10日夕、練習が終わり、選手がいなくなったナゴヤ球場に現れた。屋内練習場で、30メートルほどの距離で10分間のキャッチボール。約1週間のブランクで、肩慣らしのつもりでもすぐに筋肉痛になった。
8月14日のナゴヤドームでの阪神戦。今季最後となった打席では見逃し三振。ストライクアウトのコールを受けてもしばらく打席から離れずに立ちすくんでいた。「笑顔で野球をやることを忘れていた」。通告直後、心は引退に傾いていた。
心境が変わったのは実家のある大分に帰省した時。河川敷で知人とバーベキューをしていると、野球で遊ぶ小学生の姿が目に入った。子どもに交じって野球をすると、「もうやりたくない」とさえ思えた野球の楽しさにあらためて気付いた。
「挑戦するチャンスがあるなら受けない手はない」。今はトライアウトを受ける予定。その時には野球少年の気持ちで打席に立っているはずだ。
(谷大平)

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