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多治見市サッカー協会主催「国際審判員 佐藤隆治氏 講演会」~ロシアワールドカップ大会を終えて 審判から見たワールドカップ~

    • 2018年10月30日(火)
    • スポーツイベント

サッカーワールドカップ審判、佐藤隆治さんが経験語る

サッカーワールドカップロシア大会に審判として参加した佐藤隆治さん(41)=愛知県阿久比町=が、2018年10月8日、多治見市虎渓山町のとうしん学びの丘エールで講演し、世界のひのき舞台で審判を務めた貴重な経験を語られました。

佐藤さんは中学から大学までサッカー部員で、その後は高校教師をしながら国際審判員の資格を取得。2009年に退職し、プロの審判員に。現在はJ1リーグなどの試合の審判を務めておられます。

ワールドカップでは、ピッチ外で主審や副審のサポートをする第四審判として予選4試合に携わられました。しかし主審としてピッチで笛を吹く機会は無く、「あっけなく終わってしまった」と悔しさをにじませながら「大陸ごとにサッカーのスタイルは違う。審判が試合をコントロールするために、き然とした対応をする重要性を学んだ」と語られました。

講演は多治見市サッカー協会が主催。2000年ごろ、佐藤さんが審判員の資格取得のため多治見市で研修を受けたことが縁となり、今回の講演が実現しました。

当日は佐藤さんの講演会のほか模範審判の実演も行われ、とうしんカップ決勝戦「桃ケ丘グランツ対名古屋FCイースト」の試合の笛を吹いて参加されました。