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新聞紙で買い物袋④ 環境相「素晴らしいアイデア」

    • 2020年08月07日(金)
    • いいね新聞生活

只見中生徒製作 新聞紙レジ袋

小泉進次郎環境相はプラスチックごみの削減につながるマイバッグやエコバッグの使用を促そうと、只見町の只見中の生徒が新聞紙を再利用して作った「新聞紙レジ袋」を好事例として、大臣室来訪者にPRしている。

6月29日は双葉地方町村会と双葉地方町村議会議長会から復興施策の要望を受けた際、福島民報で取り上げられた只見中の取り組みを紹介。取り寄せた新聞紙レジ袋を手に「町内の店で実際に使われている。自然環境を守りたいという生徒たちの素晴らしいアイデア」とたたえた。

只見中の生徒は、山村から世界に視野を広げる「海洋教育」の授業で、プラごみによる海洋汚染の深刻さを学んだ。自分たちにできるプラごみ削減策を思案し、学校で購読している新聞を再利用したレジ袋の製作と普及を思い立った。当初は3年生が担当していたが、今は全校挙げて取り組んでいるという。

(2020年7月1日付福島民報より)※この記事は、福島民報社の許諾を得て転載しています。