刃牙?
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- 2020年08月23日(日)
- ドラ番記者プラール
「刃牙みたいになってやりますよ」
まだ寒さが残る3月のナゴヤ球場で木下雄が言った言葉が忘れられない。春季キャンプでは1軍の北谷組スタート。沖縄での最後のオープン戦では9回に登板してセーブを挙げていた。ただ最終盤に左足首を脱臼し、大阪で手術を受けたばかりだった。
左足首にはギプスをつけ、松葉づえをついた痛々しい状態。全治4カ月程度と見込まれ、まだコロナ禍が本格化する前の当時の状況ではシーズン前半での復帰は絶望的だった。それでも人気マンガに出てくる筋肉もりもりの主人公を引き合いに出し、「動かせるところから鍛えていきます」。気持ちはすでに前を向いていた。
14日の巨人戦で復帰登板し、ここまで3試合連続で無失点。マウンドに立つ姿は上半身がたくましくなったように見えた。

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