マイティラインとは

「目の前で起こったことを一番信用する」与田監督の想い

    • 2019年02月25日(月)
    • ドラ番記者プラール

キャンプも残すところあと3日。私がここまで印象に残っているのは、与田監督が精力的に施設内を動き回る姿だ。一度記事にもしたが、キャンプイン直後から与田監督はずっと、ちょっとの時間を見つけては動き回り、選手の動きをチェックしている。そうしたことへの思いを聞いたことがある。

「人を最終的に選ばないといけないので、選ぶための材料を持っておかないといけない」。誰を抜てきし、どんな場面で誰を起用していくかを判断する-。これは監督としての大事な仕事だ。「選手の人生を大きく左右するし、チームの成績も左右する。そういうことで責任というのも感じている」。もちろん、たくさん見たいという思いからの行動ではあるが、選手への責任ということを思っての行動でもある。

「目の前で起こったことを一番信用する」とも話す与田監督。この先も、選手を見つめる姿をたくさん見られるはずだ。

(井上洋一)