あまりにも順調な回復ぶりに驚いた。昨年１０月に右肘の靱帯（じんたい）再建手術（通称トミー・ジョン手術）を受けた丸山。１７日のナゴヤ球場での練習ではキャッチボールの距離が４０メートルほどに伸びていた。ボールも力強く「きょうはとても状態がよかったです」と表情明るく答えてくれた。

術後は不安との戦い。「違和感を感じながら過ごす日が多かったです」。だが最近は少しずつ軽減されつつあるという。手術を経験している松坂や吉見にケアの方法を質問し電気治療などを欠かさず行っている。

そんな中「絶対に焦るな」との助言も一緒にもらう。「調子に乗って投げすぎないように気をつけます」と丸山。復帰までの道のりはもう少しかかりそうだが、着実に前に進んでいる。

（長森謙介）

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