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本番ムード高まる甲子園。聖地での思い出は色あせない

    • 2019年08月03日(土)
    • ドラ番記者プラール

阪神3連戦が行われた甲子園。6日に開幕する高校野球の夏の甲子園に向けて準備は着々と進んでいた。1日から甲子園練習が始まったグラウンドのファウルゾーンには普段はないブルペンが姿を現し、選手たちがインタビューを受ける時に立つお立ち台も用意され、いよいよ本番ムードが高まっていた。

「やっぱり野球をやれる喜びだよね。オレの場合は夢の舞台というよりも、その思いだけだったね」。そう甲子園への思いを語ってくれたのは1軍用具担当の平沼定晴さん。千葉商大付3年春にセンバツ大会で甲子園の地を踏んだものの初戦敗退。「大会3日目だったかな。だから本当にあっという間だったよ」と慌ただしく過ぎ去った日を笑顔で振り返った。3年夏は出場を逃すもプロでの初登板が甲子園。どれだけ月日がたっても聖地での思い出は色あせないようだ。

(谷大平)