ドラフト4位の石橋、1ヶ月の1軍生活で得たもの
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- 2019年08月08日(木)
- ドラ番記者プラール
悔しげにたたずむ姿が印象的だった。7月25日の広島戦(マツダ)。番記者は普段、試合終了のタイミングで取材のために選手の通用口へと向かう。この試合は、中日ベンチを映したテレビ画面から目が離せなかった。ドラフト4位の石橋がじっとスコアボードを見つめている姿が映っていたからだ。
1人で何を思っていたのだろう。「僕がしっかりしていればまだ分からない試合でした」。3点を追う7回から出場した石橋は投手陣をうまくリードできなかった。捕邪飛の落球もあり、5点を失った。
今月3日に出場選手登録を抹消された。「ベンチでたくさんのことを学びました。試合の中で生かせるように頑張ってきます」。1カ月の1軍生活では初安打や勝利の喜びを味わった。恐らくそれ以上に、敗戦の苦さを噛みしめたと思う。
(長森謙介)

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