２年目の高松が１３日、今季初めて１軍の練習に参加した＝写真。２軍の遠征から外れたため、高橋とともに呼ばれた。シート打撃では右翼フェンス直撃の一打を放ち「はつらつとできました。１軍で出られる実力をつけたい」と声を弾ませた。

この夏は２度、熱中症の症状を訴えて戦線を離脱。１２日は体を暑さに慣らすため、炎天下のナゴヤ球場を歩いていた。「２年目だと思えば『何やってるんだ』となるけど、実質１年目だからね」。こう強調したのは荒木２軍内野守備走塁コーチ。オフを返上し、リハビリに付き合っていた。

指導するのは野球だけではない。偏食も改善するように促してきた。「あいつもようやく、少しずつ嫌いな物を食べられるようになってきた」。まな弟子の小さな進歩に目を細めた荒木コーチ。二人三脚の取り組みが実を結ぶ日が待ち遠しい。

（高橋雅人）

• おすすめ記事『１点取れば…竜党悔しい～　周平キャプテン、起爆剤に』