マイティラインとは

俊足自慢の高松。更なるスピードを目指して

    • 2019年09月01日(日)
    • ドラ番記者プラール

俊足自慢の高松。そのスピードはピカイチで、与田監督も「べーラン(ベースランニング)やらしたら、ずば抜けている」と口にしたことがある。しかし、続きもある。「足は速いんだけど、スピードに乗るのに時間かかりますって(高松本人が)言っていた」とも。

盗塁など考えれば、初速が遅いことは大きな弱点となる。高松は「(足が)空回りしてしまうんです」と苦笑いする。下半身の筋力が足りず、人工芝ならスパイクが引っかかるが、土のグラウンドだと引っかからずに、なかなか快足ぶりを発揮できないそうだ。

「体の土台をつくらないと」と口元を引き締めた高松。今は食事とトレーニングで増量&パワーアップを図っている。現在の体重は66キロ。「最初は75キロにしたいと思っていたけど、いきなりは無理だから、今年はまず70キロにしたいです」。土台が完成すれば、スピードスターも夢じゃない。

(島田明)