音楽好きの記者は各球場で応援歌や登場曲などに耳を傾けるのが好きなのだが、先日から耳に残る１曲がある。大野奨が奇数打席の登場曲にしているベリーグッドマンの「ファンファーレ」という曲だ。再昇格したタイミングで変更した。

「２軍にいたときに聴いて、いいなと思ったんですよ」と大野奨。約３カ月間、ファームで汗を流していた時間と曲のイメージが一致。記者も優しいメロディーと勇気づけられる歌詞が印象的だと感じた。

曲の歌詞にはこんな部分がある。「何度だって立ち上がってくじけずにまた夢に向かって歩いていく」。暑さ厳しい夏場。遠征組から外れ、ナゴヤ球場での残留練習を黙々とこなす姿を何度も見た。ナゴヤドームでこの曲を耳にする度、その光景を思い出している。

（長森謙介）

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