マイティラインとは

新たな可能性を模索する・・・

    • 2025年08月08日(金)
    • ドラ番記者プラール

新たな可能性を模索する。昨年の秋季キャンプから、投手から野手に転向した育成の加藤竜。2日のくふうハヤテとの2軍戦(浜松)の7回に代打で登場すると、向かったのは左打席だった。

公式の選手紹介では右投げ両打ちだが、野手転向後は「飛距離は右の方が出た」という右で立ち続けた。 ただ、「右でいくら練習して打っても、試合でバットに当たらなかったんです」と44打席で、21三振と大きな課題があった。現状打破のため、決断したのが左打者への転向。「左の方が、構え慎時に落ち着きはあります」。大阪偕星学園高時代は、通算25本塁打を放ったが、当時は左打席メインだったという。

再スタートの打席は遊飛に倒れたが、「そのうち、左でホームラン打ちます」と意気込む。185センチ、102キロと恵まれた体格に、パワーとスイングスピードを秘める男の新たな挑戦が始まった。

加藤慎也