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巨人のマルティネスが8月15日の阪神戦・・・

    • 2025年08月18日(月)
    • ドラ番記者プラール

巨人のマルティネスが8月15日の阪神戦(東京ドーム)で通算200セーブを達成した。今や球界を代表する守護神。しかし、クローザーの道は険しいスタートだった。7年前の2018年8月14日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で初めて9回に登板した右腕は1点差を守り切れず、逆転負け。悔しそうに球場を後にしていた。

大化けするきっかけは同年のオフ。母国・キューバに帰国した後、本格的にウエートトレーニングに取り組み、大幅に球速が伸びた。きっかけを与えたのは、当時のリハビリ担当で、現在は1軍のストレングス&コンディショニングを務める北野一郎さんだ。

「腰痛の再発防止のためにメニューを組んで渡しました。彼がしっかりと取り組んだことは、翌年以降の活躍を見ればよく分かりますよね」。誰にでも訪れる試練を乗り越える方法は日々の積み重ね。お立ち台で涙したカリビアンを見て、改めて感じた。

長森謙介