森シニアディレクター退団に思うこと。
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- 2019年10月03日(木)
- ドラ番記者プラール
森シニアディレクター(SD)の退団が決まった。04~11年と14~19年の計14年間で監督、コーチなどを歴任した功労者は契約満了を告げられた1日、「社長とはいろいろな話をさせていただいた」とだけ述べ、球団事務所を後にした。
この日、荷物整理でナゴヤ球場を訪れた際も「もう終わっているんだから」とひと言。思えば、監督を退いた昨年もそうだった。最終戦では報道陣に対応せず、退任会見もなし。自らの口で総括することなく、ユニホームを脱いだ。
立つ鳥跡を濁さず。その考えは理解できる。ただ本人は語らずとも、SD職を廃する以上、球団として検証する必要はあるのではないか。17年1月に落合GMが退団したときも抱いた疑問。功罪を明らかにして共有しなければ、引き継ぐものも引き継げない。
(高橋雅人)

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