「僕は松坂さんに1周も2周も同じことでも聞いていた」後悔と無縁の柳
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- 2019年10月06日(日)
- ドラ番記者プラール
平成の怪物・松坂の退団。身近に小さい頃からテレビ越しに活躍を見てきたスーパースターの存在は大きい。突然の退団に「もっといろんなことを聞いておけばよかった…」となりそうなものだが、そんな後悔は柳には無縁だった。
「僕は松坂さんに1周も2周も同じことでも聞いていたので、そういう風に思うことはないんですよ」。横浜高の偉大な大先輩。退団の事実はもちろん寂しいが、幼い時からのあこがれの選手に聞きたいことは余すことなく聞いてきた。
LINE(ライン)で連絡もすれば、2人きりで一緒に食事に行ったこともある。それでも球場で会う度に「松坂さんだ!」と野球少年の気持ちに戻った。「いつかまた同じグラウンドで野球がしたいです」。松坂が退団の囲み会見を終え、立ち去った直後のナゴヤ球場で柳はそうつぶやいた。
(谷大平)

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