マイティラインとは

あえて「検索しない」朝の心地よさ

    • 2026年03月14日(土)
    • 新聞女子、始めます!

こんにちは、新聞女子ライターりょうこです。

毎朝欠かさないコーヒー。気づくと淹れたばかりなのにすっかり冷めてしまっていることがあります。スマホの画面には、見知らぬ誰かの朝の様子、旅先での生活、キラキラした日常の数々。最初はただ、今日の天気を調べようと思っただけなのに、気づけばSNSのタイムラインを無意識に追ってしまい、あっという間に20分が経過。「あれ、私、何を調べようとしてたのかな?」そんな朝の経験はありませんか?

スマホの画面は、スクロールすればするほど新しい情報が湧いてきます。「おススメ」の記事も動画も尽きることがありません。面白そうだからと指を動かし続けているうちに、貴重な朝の時間は知らぬ間に溶けていく。そして「またダラダラと見てしまった」という小さな罪悪感と共に一日が始まっていく・・・。

そんなモヤモヤを感じていたある日、私は朝のルーティンを少し変えてみました。「朝一番はスマホを見ない。」その代わりにテーブルに新聞を広げることに。新聞には、スマホにはない決定的な違いがあります。それは「終わりがある」こと。

一面から始まり、政治、経済、地域のニュースと、ページをめくっていけば必ず最後のページに辿り着きます。今日知っておくべき世の中の動きが、限られた紙面の中に整理されています。読み終えて閉じる瞬間、「はい、今日のインプットはこれでおしまい」という明確な区切りができます。この区切りが、朝の忙しい私たちには驚くほど心地良い。ダラダラと続くネットサーフィンと違い、新聞を閉じたその手は、自然と次の行動へと向かいます。

生まれた時からスマホがある子どもたちにとって、これからもっと過酷な情報戦が待っているでしょう。だからこそ、大人がまず「情報をコントロールする姿勢」を見せることが大切ではないでしょうか。アルゴリズムに流されるのではなく、自分の意志で情報をあえて「遮断」し、必要な分だけを上質に取り入れる習慣にされてみてはいかがでしょう。

スマホを置いて新聞紙を広げ「検索しない」静かな時間を過ごす。それは現代において、最も贅沢で賢い朝の過ごし方なのかもしれません。皆さんも明日から少しだけスマホを遠ざけてみませんか?そこにはきっと情報ノイズがない、心地良い朝が待っていますよ。