ナゴヤ球場で自主トレを行っている育成の石田が、５日に津市にあるトレーニング施設に出向くことになった。

この津市の施設には、もともと福谷が足を運んでいる。福谷のトレーニング姿を見たり、話したりするうちに興味を抱き、お願いしたところ「いいよ」と快諾されたそうだ。

「以前はウエートトレーニングをガシガシやっていました。でも自分には良くないのか、今は上半身などあまりやっていないんです」と石田は言う。福谷がインナーマッスルなどを地道に鍛えているのを目にし「自分も体の内側の機能を高めたい」と思った。

仁村２軍監督は秋季キャンプで「決めたんだよ。来年はファームのセットアッパーかストッパーにするよ」と石田を責任あるポジションで起用することを示唆していた。期待はされている。福谷塾できっかけをつかみたいところだ。

（島田明）

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