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未だ爪痕残る北海道胆振東部地震の被災地。谷元と大野奨が慰問

    • 2019年12月11日(水)
    • ドラ番記者プラール

3日に谷元と大野奨が北海道胆振東部地震の被災地を慰問したのに同行した。大野奨が「北海道以外の人は忘れている人が多いと思うんです」と口にしていたが、確かに記者もそうだったかもしれない。しかし、厚真町、安平町に入ると、改めて被害の大きさに驚きを隠せなかった。

特に厚真町は、多くの山々が崩れ、今なお地肌がむき出しになっていた。昨年、震災から3カ月たって谷元と大野奨が駆けつけたときは、土砂が道を寸断し、厚真町の被害が大きかった地域には入れなかったそうだ。多くの人々の努力で道路は復旧。少しずつだが復興へ歩み始めている。

ただ、谷元は「厚真町役場では、完全に戻るには5年かかると言っていました」と沈痛な表情を浮かべた。慰問した日は昼でも外は氷点下。そんな中、多くの人が復興へ尽力している。継続的な支援が必要で、一刻も早く元の生活が戻ることを切に願いたい。

(島田明)