「夢先生」として教壇に立った福。
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- 2019年12月22日(日)
- ドラ番記者プラール
何ともほほ笑ましかった。愛知県一宮市の開明小で「夢先生」として教壇に立った福。自分のことを「先生は」と言うべきところで、何度も「お兄ちゃんは」と言ってしまう。失態? いえいえ、その理由には人柄が表れていた。
「小学4年生の弟がいるんで、いつも『お兄ちゃんは』と言っているんです。だから思わず出ちゃうんですよ」。4人きょうだいの長男。帰省した際には、弟たちに愛情を注いでいる姿が目に浮かんだ。
「貧乏だったので、高校を出ても大学には行けなかった。もやしだけで1週間生活しろと言われていた」。授業では当時の苦労にも触れた。実はこの2日前に結婚式を挙げたばかりの左腕。新しい家族はもちろん、幼い弟のためにも、さらなる活躍を期待したい。
(高橋雅人)

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