阿波野投手コーチの話す「1球の重み」と、「ひと言の重み」
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- 2019年12月24日(火)
- ドラ番記者プラール
先日、長野県飯田市で開かれた「中日ドラゴンズ飯田後援会」の激励会でのこと。与田監督と一緒に出席した阿波野投手コーチのあいさつを聞いていたら、思わず昔のことがよみがえってきた。
阿波野コーチは、近鉄のエースだったころの話を紹介。まずは1988年の10・19決戦。ロッテとのダブルヘッダーに連勝すれば優勝という条件の中で連投。1戦目は勝ったが、2戦目は同点弾を浴び、引き分けとなって優勝を逃した。そのことに「1球の重みを知ったのが自分のコーチのスキルに役立っています」と話した。
もう一つは翌年、リーグ制覇して巨人との日本シリーズの話題。初戦から3連勝の後、加藤哲郎投手の「今の巨人はロッテより…」という発言から4連敗し、日本一を逃した話。「ひと言の重みも知りました」と言うと、場内はドッと沸いた。ネタの部分もあるだろうが、聞いていて、とにかく懐かしかった。
(井上洋一)

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