マイティラインとは

ナゴヤ球場に“化け物”

    • 2020年08月22日(土)
    • ドラ番記者プラール

先日、ナゴヤ球場に“化け物”がいた。2軍は遠征中で、残留組の練習も終了した昼下がり。左手のけがが癒えた石川駿の個別練習が始まった。三塁の位置でノックを受ける。よくある光景。ただ、続いた時間が尋常ではなかった。

記者が昼食を終えて戻ってきても、まだやっている。「あと3本」。ここからが終わらない。既に1時間が経過。「何でそんなに元気なんですか。化け物ですか」。バケツの水に頭をつっこんだ石川駿が悲鳴を上げる。無理もなかった。

ノックを打つ立石2軍野手総合コーチは御年62歳。何せ、この猛暑である。グラウンドの体感温度は40度を優に超えている。30歳の選手も、スタンドから見ていただけの41歳記者もバテバテ。1時間半に渡って打ち続けた立石コーチの体力に感服した一日でした。