地域を見守り35年 陰のヒーロー交通安全南姫分会長 相羽正司さん
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- 2020年12月16日(水)
- 偉人伝
黄色い帽子、黄色い服を着て毎朝子どもたちの登校を見守ってくれている交通安全委員の方々。何気ない日常の光景と言えるほど、当たり前で感謝を忘れていませんか。
9月末の岐阜県交通安全県民大会で東濃地区交通安全協会多治見支部南姫分会が表彰されました。
南姫分会長に任命されて10年目を迎える相羽正司さん(78歳)は、交通事故防止の啓発活動に日々勤しみます。
事故を未然に防ぐ活動として、通学路ののぼり旗の点検や補修を繰り返し、当初35本であった旗は今では140本に。委員の方から危険事例を集め「ヒヤリ・ハット活動」も始めました。
30人の委員と協力しカーブミラーの設置や、一時停止の道路標示設置、急カーブガードレールの標識設置など、行政へ要望書を100件以上提出し、60件ほどが改善されています。
「委員や地域の皆様の地道な努力のおかげです。いい繋がりができ、ありがたいことです。続けれる限り頑張ります」とヒーローは笑います。
相羽さんは交通安全のポスターも手掛けつつ、地元の公民館などへ毎月手書きのカレンダーをプレゼントしています。色鮮やかなポスターは見る人の心を和ませてくれています。
南姫公民館のホームページには今までの作品が掲載されていますので、ぜひご覧下さい。
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