マイティラインとは

昨年11月12日。大学生だった記者は…

    • 2020年12月11日(金)
    • ドラ番記者プラール

昨年11月12日。大学生だった記者は大阪市の大阪シティ信金スタジアムを訪れ、12球団合同トライアウトを見ていた。

独特の雰囲気だった。現役続行を目指している選手が真剣勝負でピリピリとしているのはもちろんだが、三振を奪ったり、安打を放つと、観客からは拍手が惜しみなく送られる。どの球団のファンかは関係なく、野球選手を心から応援する温かい空間でもあった。

今年、中日からは伊藤準、小熊、大蔵の3人が参加。戦力外通告を受けてから、ナゴヤ球場で何度も練習している姿を目にした。3人とも切れのあるボールを投げていて、現役続行への強い気持ちを感じた。3人とも結果を残し、後は連絡を待つだけ。他球団で活躍する姿を期待したい。