ノックで左右に振られ、苦しげながらも、生き生きしているルーキーたち。その視線の先には…
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- 2021年02月26日(金)
- ドラ番記者プラール
ノックで左右に振られ、苦しげながらも、生き生きしているルーキーたち。その視線の先には、バットを振る浅尾2軍投手コーチがいた。読谷組の昼下がり、自主練習でよく見られた光景だ。
高校時代の捕手経験もあって、立ち投げの相手もお手の物な浅尾コーチ。「僕の現役時代を知ってる子、いないんじゃないですかね?」と謙遜するが、そんなことはない。高橋宏は「いやいや、野球を始めた頃のヒーローでしたから。守備もすごかったです」。2011年にリリーフ投手として史上初めて、ゴールデングラブ賞に輝いたことも知っていた。
冒頭のノックも、同コーチは「腰を落とせば、下半身が強くなりますから。守備にもピッチングにも生きてきます」と妥協なし。竜の堅守の伝統は、しっかり受け継がれていく。
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