マイティラインとは

沖縄春季キャンプ中、1軍・北谷組のサブグラウンドでの投手陣の…

    • 2021年02月28日(日)
    • ドラ番記者プラール

 沖縄春季キャンプ中、1軍・北谷組のサブグラウンドでの投手陣の守備練習で、妙な呼び名に気付いた。大半の投手は名字か名前だが、異彩を放っていたのが「サンプル」。内野手役のブルペン捕手からの声の中、機敏に打球を処理していたのは柳だった。

 もちろん、褒め言葉。動きを見ていれば一目瞭然だった。タッチプレーの送球は、走者が滑り込む位置にピタリのいわゆるタッチボールばかり。見本そのもの。盛り上がりをよそに当人は「普通っしょ」と頼もしい。

 そういえば、柳のオフの自主トレの相手は横浜高の先輩の楽天・涌井。4度目となる昨季の最多勝がクローズアップされていたが、フィールディングでもゴールデングラブ賞4回の名手。先輩に続いて栄誉を手にすればチーム内だけでなく、野球少年の見本になること間違いなしだ。