新型コロナウイルスの影響でなかなか外出ができなくなった2年前からA4判ノートをスケジュール帳として活用しています。

その中に「行きたい所リスト」の欄を設け、訪れたい国や場所の名前を書き入れたり、かの地を紹介する新聞記事を貼ったりしています。

切り貼りする記事は週に2～3本。昨年は愛知県豊田市の香嵐渓の紅葉は見に行きましたが、「心も照らす 金化粧」と紹介された奈良県の曽爾高原のススキをはじめ、多くは訪れることがかないませんでした。

中東・イランの農産物や雑貨が並ぶオマーンの商店街にもいつか行ってみたいです。 新聞を開いて見知らぬ地を探し、わがリストを眺めつつ思いを巡らせ旅に出る日を心待ちにしています。「新年こそ」－。

香城なおみ パート（愛知県守山区）59歳

（令和4年1月3日付中日新聞朝刊より）
※この記事は、ご本人と中日新聞社の許諾を得て転載しています。