マイティラインとは

アオダモかメープルか…用具メーカーの献身的なサポート

    • 2019年04月01日(月)
    • ドラ番記者プラール

31日付紙面でも取り上げたが、平田は24日の楽天とのオープン戦最終戦で手応えをつかむまで、バットをメープルかアオダモにするか悩んでいた。最後はうまく対応し開幕戦からメープルのバットを使用している。

アオダモは資源が枯渇。だから、今年から西武の中村も止めたと耳にした。平田の手元にも、昨年分の1本しか残っていなかった。

もしアオダモにこだわっていたら…。そうなった場合に備え、奔走していたのが平田がアドバイザリー契約を結ぶSSK社。必死に探し回り、29日の開幕戦当日に平田に6本を届けていた。同社の担当者は「平田選手がアオダモでしか打てないと言った場合に、なんとかしないと」と説明した。

結局はメープルを使ったため、日の目を見なかったが、舞台裏では用具メーカーの献身的なサポートもあった。

(島田明)