第104回全国高等学校野球選手権岐阜大会
帝京大可児6-7県岐阜商に延長11回惜しくも敗れる
-
- 2022年07月29日(金)
- スポーツイベント
第104回全国高校野球選手権岐阜大会の決勝戦が7月28日に岐阜市の長良川球場で行われた。
創部33年、初の決勝進出、初の甲子園の切符を目指す帝京大学可児高校は強豪県立岐阜商業高校と対戦。
1回裏に先制点を許すも、2回表のチャンスに8番小池選手(小泉中出身)がセンター前にはじき返しすぐさま同点に追いつく。
中盤は投手戦、お互いにチャンスを作るもあと1本が出ず均衡した試合展開に、
1点を追う8回にスクイズで逆転し、そのあと満塁のチャンスにエース鈴木投手が走者一掃の三塁打を放ち、この回一挙5得点で逆転に成功する。
アルプススタンドの応援団もこの日一番の盛り上がりでグラウンドの選手たちを後押しした。
このまま進むかと思われたが8回裏、脅威の粘りを見せる県岐阜商に5連打を浴びて同点に追いつかれる。
県岐阜商の勢いは止まらず、9回裏サヨナラのチャンス2死3塁。この最大のピンチをエース鈴木が4番打者伊藤選手を3振に打ち取り、今大会初の延長戦に突入する。
そして11回裏。先頭打者の村瀬選手に4回からマウンドを引き継いだエース鈴木投手が投じた103球目を右翼ポール直撃のホームランを打たれ、帝京大可児の死闘を繰り広げた熱い夏、甲子園の道の幕が閉じた。
最後は強豪県立岐阜商業と死闘を繰り広げた選手たちにアルプススタンドから拍手が鳴りやまなかった。帝京大可児の甲子園出場の夢は後輩たちに受け継がれるであろう。
2018年に大手WEBでは載らない岐阜県多治見市近辺に特化した情報を集め公開スタート。
中日新聞の月刊ミニコミ紙『マイタウンとうと』の記事も一部配信。
マイティーラインに公開している情報のダイジェストを毎週(水)(金)正午にLINEトーク配信しています。