もう見る機会はないかもしれない珍プレー
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- 2019年05月10日(金)
- ドラ番記者プラール
もう見る機会はないかもしれない。野球を生で見るようになってから、記者がひそかに目撃するのを期待していたもの。それは隠し球だ。
子どもの頃、テレビで見た珍プレー集では頻繁に取り上げられ、草野球ではよくまねしていた。だが今は…。「もう今では見かけることはないかもしれんな」。そうつぶやいたのは立石巡回野手コーチ。隠し球の名人だ。南海時代、三塁で当時西武の駒崎幸一をアウトにしたプレーは動画で何度も目にした。
現在見ない理由としては投手がプレーの度にボールを交換してしまうため隠し球のチャンスが巡ってこないのだとか。「チームの窮地を救うプレーだと思うけれど、これも時代の流れかな」と立石コーチ。一つのアウトを取るために知恵を巡らした名人の寂しそうな目が印象的でした。
(長森謙介)

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