復帰を目指す藤島「次は僕が夢を与える側にならないと」
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- 2019年05月31日(金)
- ドラ番記者プラール
夢でも見ているような光景が、今も鮮明に記憶に残っている。右手血行障害からの復帰を目指す藤嶋。「驚愕(きょうがく)でした」と語るのは、中学3年の夏に目撃した一人の男の打撃練習だ。
「フリー打撃でほぼ全ての打球がホームラン。しかも二つのケージで打ってたんですけど、片方ずつ打つ方向を変えていたんです」
その男はレッドソックスのオルティス。野茂英雄さんが主催する選抜チーム「NOMOジャパン」に選出され、米国遠征中にドジャース対レッドソックス戦の試合前練習を見学した際のことだ。
オルティスは20日に引退会見した元巨人の上原さんの盟友だった。あこがれ、夢に導いてくれた上原さん。「次は僕が夢を与える側にならないとですね」と話していた藤嶋は、31日に手術後初めて打撃投手を務める。
(長森謙介)
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