マイティラインとは

新たな目標が生まれた清水

    • 2019年06月07日(金)
    • ドラ番記者プラール

普段は分からない人間関係が垣間見られるのも交流戦ならでは。6日の試合前も、ソフトバンクの千賀が三塁側までやってきた。中日ナインがウオーミングアップをしているところ、自主トレや日本代表でともに汗を流した大野雄や岡田と談笑していた。

その様子を少し離れたところから気にしていたのが清水。同じフォークを武器にする千賀はあこがれの存在。「高校2年のときから、毎日のようにWBCで空振り三振を奪ったときの動画を見て見本にしていました」と目を輝かせる。

今回の3連戦では話す機会はなかった。「何の関係もないのにいきなり話し掛けられないですよ」と遠慮気味に語った19歳右腕。

「もっと技術を磨いて千賀さんと話すにふさわしいような投手になりたい」。新たな目標が生まれた。

(高橋雅人)