ZTF彗星（2023年１月）

3月末から4月に見えるお勧めの星空！！
地球村星倶楽部の井戸英夫さんがご紹介！！

長野県の飯島町と駒ケ根で撮影した写真（2024年3月14日の夕方）

【ポン・ブルックス彗星】

約70年ごとに太陽に近づく周期彗星、ポン・ブルックス彗星が、2024年4月21日（日）に太陽に最接近します！
3月末から4月上旬の夕方の空に４等級前後の明るさで見えると予想されています。
2024年4月10日（水）19時半頃には、西の空低く（10度くらい）に木星と細い月に 挟まれて見えるので見つけやすく、カメラで撮影すれば尾も写るかもしれません。

2024年４月10日19時半頃、多治見市虎渓山公園の展望台からのシミュレーション

【彗星とは】

太陽系ができた頃、同時にできた岩と塵と氷の塊です。これが太陽に近づくと熱で氷が解けてガスと塵の長い尾を引いて見えます。

【火星と土星の接近】

2024年4月11日（木）の明け方5時頃、火星と土星が満月の直径よりも接近して見えるように昇ってきます。空が明るくなってきているので、少し前から、東南東の空が低い所まで見える場所で観望すると良いでしょう。

青い円が月の大きさ

「『雲（うん）は天に任す』。夜空に晴れ間を見つけたら、月や星を見上げてくれたら嬉しい」と、井戸さんは話してくれました。

井戸英夫さん

HP：三の倉市民の里 地球村 公式ホームページ