13日、奈良県橿原市の佐藤薬品スタジアムでウエスタン・リーグ公式戦のオリックス戦が行われた。奈良・天理高出身の福永にとっては凱旋（がいせん）試合となった。

福永が同球場でプレーするのは「一番印象に残っている試合」と語る高校3年夏の奈良大会決勝で、巨人・岡本和を擁する智弁学園に敗れた一戦以来。実に10年ぶりとなった。「全く変わってなくて、高校時代を思い出しました」と懐かしんだ。

球場外周ではキッチンカーが並び、中には天理市のご当地ラーメンである「天理ラーメン」も。「高校の時は食べてましたね」と笑顔を見せた。

試合では2点を追う9回に1点差に詰め寄る適時右前打を放つなど、4打数2安打1打点だったが「守備でしっかり守れなかったので」と失点に絡んだ2失策を反省した福永。奈良にも届く活躍を期待しています。

後藤　正樹