SNSと人々の善意が繋げた最後の贈り物
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- 2019年08月11日(日)
- ドラ番記者プラール
会員制交流サイト(SNS)の威力を思い知った。きっかけは遠藤が9日夜にした投稿。「どうしても届けないといけない人がいます。譲っていただけないでしょうか」。同日のDeNA戦で放った2号2ランの本塁打球を探す内容だった。
この呼び掛けはあっという間に拡散され、8時間後には「うちの父がキャッチしています」との反応が。近く手元に戻ってくる見込みとなり、遠藤本人も「本当にありがたいです」と感謝するとともに「すごいですね」と驚いた。
ちなみに届けたい人とは。「社会人時代のコーチが亡くなったんです。15日のお葬式に持っていきたくて」。今の時代と多くの人の善意が可能にした最後の贈り物。何かと物議を醸すことも多いSNSだが、今回はほっこりさせられた。
(高橋雅人)
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