マイティラインとは

2019年12月。記者はルーキーだった根尾や石橋らを追いかけて…

    • 2024年08月27日(火)
    • ドラ番記者プラール

2019年12月。記者はルーキーだった根尾や石橋らを追いかけて台湾で開催されたウインターリーグを取材していた。NPBからは2チームを派遣。選手の多くが1〜3年目の若手だった。そんな中、強烈なインパクトを残していたのが、当時4年目の川越だ。

同年は野手転向イヤー。にもかかわらず、異国の地で打ちまくった。毎試合のように安打を量産して、打率3割6分7厘、3本塁打、21打点で野手部門のMVPを獲得。竜へ移籍直後、台湾での経験を尋ねると「あのときは調子がよかったですし、怖いもの知らずでしたから」と話していた。

迎えた今季。開幕からファーム暮らしも、8月中旬に昇格後はスタメン全試合でヒットを放つ活躍ぶり。5年前にも感じた何かが起こりそうな雰囲気が今、打席に立つ背番号44から漂っている。

長森 謙介