マイティラインとは

大野雄のノーヒットノーランの裏で…

    • 2019年09月15日(日)
    • ドラ番記者プラール

不思議な巡り合わせというか、持ってるというか…。この日、大野雄のノーヒットノーランを東海地区で生中継した東海テレビで、実況を担当したのがベテランの森脇淳アナウンサー。その森脇アナは、2006年9月16日の阪神戦(ナゴヤドーム)で山本昌がノーヒットノーランをした時も実況を担当していた。それだけでもすごいが、この日は山本昌さんが横で解説。もう驚くしかないほどのシナリオだ。

そんな中で実況した森脇アナは試合後、大感激の様子だった。「6回ごろから手に普段かかない変な汗が出始めました。昌さんが隣で解説しているのも何かの運命かなと感じながらしゃべっていました。アナウンサー冥利(みょうり)に尽きる幸せだと思います。ありがとうしかないです」と喜びを口にしていた。

ちなみに私は、2004年に初めてプロ野球を担当してから初めてこの記録に生で立ち会えた。途中から私も変な汗が出たけど、「持ってる男」に仲間入りができて(たぶん)、うれしい!(井上洋一)

(島田明)